温燻法と熱燻法 

次にご紹介する燻煙法は燻製作りでもっともポピュラーな方法なんです。「温燻法」です。こちらは「冷燻法」とは違い、熱源を利用し若干高めの温度で燻すため、およそ1時間〜6時間ほどの短時間で燻製が出来上がります。燻製器内の温度は30℃〜80℃くらいに保ち燻煙をすることで、仕上がりの食材には半分ほどの水分が残り、保存期間も3日〜5日程度の短い期間になるのです。そのため出来上がりの燻製はほどよいやわらかさが残っていて、とても期待出来る燻製に仕上がります。この温燻法は短めの時間でできるので、初心者向けの方法だと言えます。この温燻法がよく利用される燻製にはベーコン・ハム・ソーセージ・魚類などが挙げられます。3つ目が「熱燻法」と呼ばれるものです。名前からも想像できるように熱源を利用し燻製器内の温度を高温状態に保つことで燻製します。短めの時間で食材を燻す方法ですので、食材に多くの水分が残り、さらには高温で食材を炙るといったような状態になるのです。なので、出来上がりの色艶や香りは絶品で、脂が乗っていてとてもジューシーな燻製が出来上がります。しかし、食材に多くの水分が残っているので長期保存には向いていません。燻製器内の温度は80℃〜120℃くらいの高温を保ち、燻煙時間は短いものでは20分〜4時間ほどで出来上がります。このような熱燻法は短い時間で燻煙できますので、アウトドアなどで重宝されることが多いです。この熱燻法がよく利用させる食材には釣ったばかりの魚やチキン丸ごと・牛肉のかたまりなどが挙げられます。

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